脳性麻痺 脊柱側弯

1.脳性麻痺の脊柱側弯についてはわかっていることとわからないことがあります。

わかっている事
①姿勢不安定・トランスファーが困難・四肢も含めた変形・疼痛・呼吸不全・消化不全などの問題につながる可能性がある
②いわゆる特発性の側弯と脳性麻痺の側弯は違うもの
③重度な側弯は歩行できない子どもに多い
④脳性麻痺の側弯は進行する
⑤対応方法 運動療法・体幹装具・座位保持装置・手術療法がある

わかっていない事
①本当の原因がはっきりとはわかっていない 痙性?筋力低下?成長障害?
②各種治療の効果についてはっきりとわかっていない。

2.アプローチについて理学療法士として思うこと
アプローチの方向性は二つあると感じます。一つは筋肉の短縮や関節の拘縮に対して運動性を高めるアプローチです。ストレッチなどがこれにあたります。もうひとつは抗重力的な安定性を高めるアプローチです。体幹装具・座面や背もたれを工夫した座位保持装置などは身体の外側に殻を作って安定させるアプローチです。手術の一つである脊柱固定術は身体の中に安定した脊柱をつくるイメージです。安定性と運動性のどちらも必要ですが、より大事なのは安定性。






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