F-word (障害児の生活機能把握の考え方)

カナダのMacmaster大学にあるCanChildのRosembaum教授らが提唱している「F-word」という障害児の生活把握方法があります。世界保健機関(WHO)の国際生活機能分類(以下ICF)の枠組みに障害を持った子どもの生活に重要なな6要素を当てはめてつくられています。新しい小児理学療法の成書でも紹介されるようになってきました。

6要素とは「Fitness フィットネス」「Function 機能」「Friends 友達」「Family 家族」「Fun 楽しみ」「Future 未来への期待や夢」の6つの要素です。それぞれの意味や関係性について詳細は次のリンク「F-word」を参照していただけるとありがたいと思います。ICFでは「心身機能・身体構造」「活動」「参加」「環境」「個人因子」という要素で生活機能を表しています。それに比べてより誰にでもイメージが持ちやすいと思いました。

私自身はこの考えを知った時に最初に印象に残ったのはポスター紹介の中の「Function 機能」についての説明でした。ポスターでは生活の中で何かができることについて障害を持った子どもが「他の人とやり方は違うかもしれないけど、それは大事なことではないでしょ。自分はできるのだから挑戦させて!!」と言っていました。

理学療法士は生活の中で何かができるようにする仕事です。ただ、やり方を決めつけた中での何かができるようになる事を求めがちです。(未来の理学療法士は違うのかもしれない。)何かができるのにやり方は関係ないということはもう一度頭にいれておこうと思い印象に残りました。



 

コメント

このブログの人気の投稿

脳性麻痺 痙直型両麻痺

つま先歩き(尖足歩行)

脳性麻痺児の理学療法 アテトーゼ型 ヒョレア