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時々物差しを捨てたくなる

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 子どものリハビリの仕事をしています。仕事をしていると1つの物差しで子どもを見て欲しいという圧力を感じる時があります。圧力を生み出すのは人間です。自然はそういうものを求めません。何かを良くしたいと思うと人は基準をつくり、それを測る物差しをつくります。人は人に特定の物差しをあてて図ろうとします。子どもがその物差しを良しとしていればいいでしょうが、そうでない時が多々あります。子どもがその物差しで測られたくないと表現したり逃げたりする時です。  それでも物差しをあてたがる人がいます。そういう人は自分の物差しを使う事に固執します。中には物差しを捨てて別の物差しに変えやすい人もいます。人に物差しを当てられて逃げ出した経験があるのかもしれません。小さい頃に物差しを使わずに愛された経験がある人かもしれません。  物差しは物差しでしかなく、その物差しにあったものしか測れないという気持ちは私の心の中の深くにあって捨て去れない思いです。 こどもリハかわせみ

楽しみの重要性

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  障害のある子の生活把握の方法の1つにF-wordと言う考え方があります。Fは6つのFの付く言葉を指します。「Fitness 健康」「Function 機能」「Friends 友だち」「Family 家族」「Fun 楽しみ」「Future 未来」の6領域です。これらの領域情報からその子の生活機能 をとらえようする考え方です。  なぜ「Fun」が含まれているのか、保育士さんなどからすれば当然の事と思われることでしょう。しかし、理学療法士という生活機能改善を専門とするものにとっては必ずしも当然と言う感覚はないかもしれません。リハも「つらいよりは楽しい方がいいよね。」「大切なのは機能の改善。」と言う程度の感覚だった時代もありました。  今では楽しさや面白さと言うものが内発的動機付けにつながるというのが、その答えになるのかもしれません。動機づけというのは課題を発見し、行動を起こし、解決するまでの一連の心理過程をさすそうです。そして乳幼児の動機づけの多くは内発的動機付けであり、内発的動機付けは課題解決にとって長期的に効果が持続するため重要だという事が言われています。(対する外発的動機づけとは賞賛や報酬による課題解決行動を指し、効果が短期的と言われています。)   こどもリハかわせみ

課題指向型アプローチ① 子ども リハビリテーション

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こどもリハかわせみ  

発達障害のある幼児にその日の運動プログラムの合意をとる

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こどもリハかわせみ  

痙直型脳性麻痺 筋肉の3つの症状

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障害のある子の運動支援

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発達性協調運動障害(DCD)を持った子ども

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