乳幼児の運動を促す(タイミングの重要性について)

 乳幼児期は神経ネットワーク形成が盛んにおこなわれる時期です。年を重ねると子どもが示す運動様式も大きく変化していきます。四つ這い移動をしたり、伝い歩きをしていた子どもがいつか一人で歩きだします。

親御さんにとってはとても楽しみですし、周りに同じ年齢の子どもいて先に歩いてると少し不安になったりもします。



昨日はじめて伝い歩きができた子供が今日一人で歩きだすということはあまりません。この期間にはかなり個人差があって一概に何か月したら一人で歩くよということはできません。この期間の長さは子どもの神経ネットワークの成長や筋肉の成長や行動傾向、経験の量や質によっても変わってきます。
運動仕方をよく見てみると同じ伝い歩きでも初期に比べて足のステップがスムースになる、体幹の回旋運動をなうようになるなどの変化があります。

このことから言えることは何でしょうか。歩く練習や遊びをさせるにしても伝い歩きを習熟させる時期と独り歩きへチャレンジする時がありその子に合わせた適切なタイミングあるということです。

ある一人の子どもに大人がどのようにかかわるのか、これには適切なタイミングがあるということは運動面だけに限らず子育ての基本であると言われています。ある先生からこのような助言を受けたことがあります。

「子どもと付き合う時に大事なことは愛と信頼だよ。愛とは子どもに合わせてあげること、信頼とはいつかできるようになると待ち続けることだ。」

人間というのは長期間を子育てに費やす動物です。親はその子どもに対して適切な時期を見極める力も持っているのではないでしょうか。ただ、親が他の子どもと比較したり、焦ったりしすぎることはその力を弱めてしまうように感じます。


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