子どもは物理法則を言葉では知らなくても、身体では学習している

人はどうやって重力に負けずに身体を高い位置にもっていくのでしょうか。例えば立った姿勢から床に強い力を下方向にかけると反作用で上方向に力が働き、身体が浮き上がりジャンプができます。
ジャンプするまで強い力ではありませんが、足部から床に向かって下向きの力をかけることで直立位が保持できます。
お尻の中の坐骨と呼ばれる部分で座面に向かって強い力をかけると背中を伸ばして座ることができます。

姿勢ごとに力をかける場所はことなりますが、床に対して下向きの力をかけることが抗重力活動の始まりです。

脳性麻痺などで生まれつき運動機能に障害がある赤ちゃんは、様々な理由で身体の適当な位置に体重をかける姿勢がとりにくため、効果的な身体図式を学習することが難しくなっているという一面があります。

セラピストがハンドリングをしたり、装具や座位保持装置を使用したり、手術やボトックスなどの治療をすることは、生活上必要な運動機能を高める目的で行われますが、身体図式の学習をうながしているともいえます。

どのような身体状況のお子様でも工夫すればその子なりの抗重力活動の発達を手助けできるのではないかと思って日々お子様に関わっています。

こどもリハビリ相談



 

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