障害のある子が生き生きと過ごすお手伝い

 厚生労働省の小児地域包括支援システム構想では医療機関・福祉機関・教育機関が情報連携しながらそれぞれ違った目的を持って支援にあたる計画です。

それぞれの施設の目的はありながらもチームワークで支援するとなれば、チーム全体の支援目的がイメージできなければなりません。小児地域包括支援システム全体の目的とはなんでしょうか。一口で言ってそれは「子ども達が生き生きと過ごせるよう支援する」こでではないでしょうか。

さてそれでは生き生きと過ごしてもらうにはどうすればいいのでしょうか。それは一人一人の要求・欲求に応じた支援が提供されるという事ではないでしょうか。

要求・欲求といえば有名なのがマズローの欲求5段階説です。


これを施設の種類で考えると病院では生理的欲求や安全欲求を支援する比重が大きく、教育施設や福祉施設で社会的欲求・承認欲求・自己実現欲求を支援する比率が大きくなるといえるのではないでしょうか。その上で、大きな目的としてはどの施設も子どもの欲求を支援するというわけです。

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