子どもにかかわる若い理学療法士へ

 私はみなさんには理学療法に関する知識・技術を極めながらも、人間というものについてさらに
広く深い理解に基づいた理学療法士になってほしいと思います。

私が理学療法士の視覚を取得したのは30年以上前になります。その頃は大部分の理学療法士は医療系の職場で働いていました。いまではスポーツ・教育・障害福祉など様々な分野で多くの理学療法士が働いています。

大学を出て最初の仕事が理学療法士と言う人もいれば、他の分野で働いたのちより運動障害への専門的な知識を求めて理学療法士になったと言う人もいます。

教育や福祉は人間の成長や生活を支援する分野で、理学療法よりも幅広く全体的な人間について学んで仕事にあたっています。

理学療法は意義ある奥深い仕事ですが、それだけではなく作業療法や社会福祉・教育など他の分野の勉強をしていくことで新しい分野で仕事ができたり、障害をもった方によりよい支援が出来たりする場合も多いと思います。

理学療法士であるあなたは人としてのあなたの一部でしかないのです。あなたには多くの可能性があるのです。自由に夢を持って仕事をしてください。



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