二分脊椎 仙髄レベル 足部変形

二分脊椎は障害された脊髄のレベルで運動機能や変形拘縮の状態が違ってきます。移動能力についてはホッファーの分類、下肢の麻痺と変形についてはシェラードの分類の表を参考にして予後を考えるようにと理学療法士の学校では習います。

でも学校では色々な事をならうので習うことの中の一つですので、忘れてしまう人も多いのではないでしょうか。二分脊椎の子どもの整形外科治療をしているような病院に勤めていれば別ですが、特に仙髄レベルの麻痺については印象が薄いようです。しかし、足部変形の管理は案外大変です。

二分脊椎の変形は筋のインバランスで生じるといわれています。凹足(ハイアーチ)は足指の伸展筋力に比べて屈曲が優位な時に生じます。外反扁平は下腿三頭筋の筋力が弱い場合に生じます。歩いているので体重の負荷が変形をさらに助長します。ほとんど歩いて生活をしている子どもなので、装具があたりだしたらすぐに調整しなけば、傷や痛みにつながってしまいます。日常ストレッチをしたりして、変形の悪化防止に努めることも必要です。足の外側や内側にタコができたり、潰瘍ができたりするようだと手術治療の適応になります。

日常運動療法はしていても小学校にはいってから変形が進むことがあるので。やはり装具の作成・調整のできる病院などに日常通っていることは必要ですし、整形外科の手術のできる病院でも頻度は少なくても経過をみてもらっていると、いざという時の治療のバトンタッチがスムースにいくと思います。







 

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