課題指向アプローチ・過程指向アプローチ・生態学的アプローチ
発達性協調運動障害のアプローチには課題指向アプローチと過程指向アプローチがあるといわれます。
課題指向アプローチはある特定の課題解決を目標にしているアプローチいわれています。支援効果があるとする研究が多くあります。課題指向アプローチは一つの方法ではなく、CO-OP、NTTなどいくつかの支援方法があります。これらのアプローチの特徴のうち「本人自身が決めた日常活動の目標を支援者が一緒に解決していく」という考え方に自分は引かれます。
これに対して過程指向アプローチというのは発達理論や機能獲得の理論をもとに現在必要な支援を考えるアプローチです。これも一つのアプローチではなく感覚統合療法など様々なアプローチがあります。これらのアプローチの考え方のうち「先を目指すだけでなく、発達の土台をつくろう。」という考え方に自分は引かれます。
これらのどちらとはいえないが生態学的アプローチと言う考え方もあります。人は環境と相互作用の存在している考え方でこれも広く利用されている考え方です。「その子の力が発揮できる環境を提供しよう。」これも大変魅力的です。環境とは人であったり・物であったり・制度であったりします。
私自身は現在は3つの支援の考え方をうまく合わせてやっていきたいと思っています。
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