国際生活機能分類を考えてみました

障害や慢性的な病気を持つ人の生活を考える時にWHO(世界保健機関)において2001年5月に採択された国際生活機能分類の考え方や言葉を共通のコミュニケーションのツールとしてかなり一般的になっています。

わかりやすい解説、詳しい解説など様々な解説が書籍やホームページ、YouTubeにもあげられています。興味がある方は読んだり、視聴したりしてみてください。

自分もこどものリハの関係者として働いて30年以上ですので、ICFについての情報はかなり聞かされてきました。しかし、その中でこういう見方もあるのかと改めて感心するような解説を聞くことが今だにあるので書いておきたいと思います。

ICFは「生きていることの全体像」を語るための共通の言葉:死んだ人には使えがないが、生きている間は使える言葉で、生きているいる内ならばその人の生き方を考えることばできます。

希望を捨てるなということ:生きていいるというのは健康状態、生活機能、背景因子の相互作用なので、健康状態が悪くなってもその人の生活機能があり、個人の生活機能が落ちても環境因子を変えることでより良い生活もできます。どこかが悪くなったらそれで終わりではないということです。又、様々な因子の影響があるということはそれだけ予測がつきにくいということです。生活のいくつかの側面の予想はできても、5年後の生活の全てを予測することはできません。先のことは本当にはわからないし、死んだ後は考える必要はないのですから生きていることの希望は持ち続けましょう。

生きていることは個別的なこと:生きていることは多くの側面の要素の上になりたっています。そのため他の人と同じ生活ということはありません。そのため支援計画は個別的個人的に考えなければいけないと思います。特に専門家は多くの人とあたるので、グループ分けをすることで業務上の判断能力が高まりますが、最後はいかに個別性を尊重するかということを考えなければならないでしょう。

こどもリハビリ相談



 

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