赤ちゃん 運動発達 寝返り


 6ヶ月位の赤ちゃんは腹臥位に寝返ろうとして試行錯誤して、繰り返し練習しているように見えることがあります。何ができると寝返りがスムースにできるようになるでしょうか?

<運動の分析>背臥位から側臥位への寝返りは上肢の前方へのリーチ動作など全身の屈曲方向の運動ではじまります。次に側臥位から腹臥位になろうとする時には伸展の運動に切り替える必要があります。側臥位になったばかリの時期に頭部や体幹の伸展運動をしたり強すぎる力で伸展運動をすると背臥位に戻ってしまいます。適当な時期に適当な強さで伸展運動を入れることができるとうまく腹臥位になることができます。

<機能の分析>背臥位から腹臥位までの寝返りができるようになるためには次の二つの能力が必要です。①屈曲運動から伸展運動に切り替えることができる。②上部体幹と下部体幹の間にねじれがいれられる。(体軸内回旋といい、体幹筋の適度な筋収縮が必要です)   さらにスムーズに運動できるようになるためには次の能力が必要です。①適切な運動切り替えのタイミングや力加減を記憶する。②その記憶を動作開始前や動作中にそれを利用する。ことができる。

寝返りがスムーズにできるために必要な要素は言葉で列挙すれば複雑ですが、赤ちゃんはそれらをほぼ無意識で獲得していきます。この時赤ちゃんの脳の中ではシナプスの増減や髄消化といた神経のネットワークの変化が起きています。

こどもリハかわせみ





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