知的障害 身体は様々 体育は全員一緒でいいのでしょうか

 


知的障害をもっている子どもが身体障害をもっていることがあります。

身体障害をもっているといっても診断がつくような明らかな身体障害をもっていることもあれば、少し足に変形があるなど身体障害といえないくらいの身体の問題を持っている子もいます。*ちなみに障害というのは生活上の不便さをいうので、現在の生活上に不便さがなければそれは障害とはいいません。

足に変形があっても現在の生活に支障がなければ今の状態は身体障害ではありませんが、学校で体力をつけるという目的でその子をどんどん長距離を走らせたりするべきでしょうか。答えは一人一人によって違うと思います。ただ、言えることは大人になっても関節の痛みなどなく、長く元気で生活してほしいという視点もあるということです。そういう視点から言えば無理せず、適度に運動するということを考えてみてもいいと思います。

知的障害児と言われる子どもの中にも外反扁平足、外反母趾、X脚、O脚などの変形をもった子どもがいます、あまりに強すぎる運動は将来の痛みにつながるかもしれません。低緊張で筋力が弱くとても疲れやすい子どももいます。知的障害を持った子どもの身体は健常の子ども以上に多様性があることを知っていて下さい。様々な障害を持った子どもの体育は、健常の子どもの体育以上に一人一人の特性に合わせていくことが必要だと思います。子どもは体力をつけるべきという単純すぎる大人の思い込みが、将来子どもの身体にマイナスにならないようにしたいものです。

こどもリハかわせみ




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